2020年1月6日掲載
日本の南極地域観測事業では、1977年以降、4〜6年を一区切りとする中期的な計画を基に、各年度の実施計画を立案・実施してきており、現在は、2016-2022年の6年計画の枠組みで、第Ⅸ期計画を実施しています。
第Ⅸ期計画の重点研究観測では「南極から迫る地球システム変動」をメインテーマとし、3つのサブテーマ「南極大気精密観測から探る全球大気システム」「氷床・海氷縁辺域の総合観測から迫る大気-氷床-海洋の相互作用」「地球システム変動の解明を目指す南極古環境復元」を実施しています。
2019年12月3日に開催した極域科学シンポジウムのスペシャルセッション「Future plan of Antarctic research: Towards phase X of the Japanese Antarctic Research Project (2022-2028) and beyond.」では、2022年から始まる第Ⅹ期にむけて重要な課題になりうる、多くの研究の提案をいただきました。
これを受けて、第Ⅹ期の重要な課題策定に向けて、下記の通り第Ⅹ期の重要な課題検討ワークショップを開催いたします。
国立極地研究所 南極観測センター
2020年1月29日(水)13:00〜17:30
国立極地研究所大会議室(東京都立川市緑町10-3)
時間 | 内容 | |
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12:30 | 受付開始、開場 | |
13:00 | 開会 | 進行:橋田(極地研 南極観測センター 副センター長) |
13:00~13:05 | 挨拶、趣旨説明 | 野木(極地研 南極観測センター長) |
13:05~14:05 | 極域シンポジウム特別セッションでの提案振り返り | 野木(極地研 南極観測センター長) |
14:05~14:20 | 追加提案1(発表10分、質疑5分) | 原田尚美・野口真希・塩崎拓平(海洋研究開発機構) |
14:20~14:35 | 追加提案2(発表10分、質疑5分) | 山口亮(極地研) |
14:35~14:50 | 休憩 | |
14:50~15:20 | 重要課題(案)について | 野木(極地研 南極観測センター長) |
15:20~16:50 | 意見交換 | |
16:50 | 閉会 | 橋田(極地研 南極観測センター 副センター長) |
第Ⅹ期の重要な課題についてご興味のある方はぜひご参加ください。第10回極域科学シンポジウムスペシャルセッションでの提案の他に、特に追加の提案を希望する場合は、以下のフォーマットに必要事項を記入のうえ、下記事務局までご連絡ください。後日、発表時間等をお知らせいたします。
また、参加者数把握のため、課題提案者(極域シンポジウム含む)・極地研究所職員・南極観測関連委員会の関係者以外で参加をご希望の方は、メールに氏名・所属・連絡先(メールアドレス)をご記入のうえ、下記事務局までご連絡ください。
追加提案および参加申込締切:2020年1月20日(月)
なお、会場のキャパシティおよび時間の都合上、ご希望に添えない場合がありますので、予めご了承ください。
国立極地研究所 南極観測センター 研究支援チーム
ant-kenkyu@nipr.ac.jp
Tel:042-512-0786