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研究機関訪問・一橋大学社会学部、法学部学生による国立極地研究所訪問

2022年7月6日(水)に、一橋大学社会学部、法学部の学生と教官のKristín Ingvarsdóttir氏が、北極と北極域研究を取り巻く課題やその問題解決への取り組みについて学ぶために、国立極地研究所を訪問しました。参加者には、アイスランド、アメリカを含む少なくとも6か国からの留学生が含まれました。榎本 浩之ArCS IIプロジェクトディレクターの他、ArCS II研究者の西本 健太郎氏、東 久美子氏が講師として対応しました。

セミナーでは、榎本氏からは、日本の北極研究の歴史、自然科学的視点からの北極を取り巻く課題やArCS IIの取り組みを、西本氏からは、北極の国際法制度に関する紹介が行われました。

学生からは、「温暖化により北極海の海氷は消えるのか」「日本の研究で優れている点は何か」「日本が北極研究を行うことへの国民の理解は得られているか」「北極経済活動への反対意見はないか、ある場合どう考えて対応しているか」などの質問が出て、活発な質疑応答がなされました。

後半は、南極・北極科学館へ移動し、榎本氏と東氏から、北極の多様な自然環境、北極立体モデルでロシアの大陸棚の広さ、アイスコアドリルの開発における国際協力などについて紹介がありました。学生からは、極地や展示物についての質問が多く出て、極地への理解をさらに深めようとする積極的な姿勢が見られました。

学校・団体名 一橋大学 社会学部および法学部
対象 学部生、大学院生、教官
実施日 2022年7月6日(水)
講師 榎本 浩之、西本 健太郎、東 久美子(すべて国立極地研究所)
活動内容 ① 榎本氏、西本氏による講演(90分)
② 南極・北極科学館の見学(60分)
参加人数 15名