山口市立仁保中学校で南極教室を開催しました

2023年7月24日

国立極地研究所は、2023年7月13日に山口市立仁保中学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2023年7月13日(木)15:00~15:45
開催場所:山口市立仁保中学校センター
学校側参加者:山口市立仁保中学校49名、仁保小学校28名
昭和基地側出演者:第64次南極地域観測隊 中村映文隊員、白野亜美隊員、中川潤隊員、清水健太隊員、津滝俊隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

こ今日一日でたくさんの知識を得ることができました。南極へ行って生で南極を観察してみたいです。

隊員のみなさんは、それぞれの思いで南極で働かれているのを聞いて、とても感心しました。大変な思いをしながら「地球の未来・環境」のためにお仕事をしてくださっている隊員のみなさまには感謝と尊敬しかないです。私も〝あきらめず“目標に向かってがんばります!

最初はインターネットが使えるのか、家族と連絡がとれるのか知らなかったけれど、仁保のパラボラとつながっていることで、南極とも連絡がとれるということはすごい技術なんだと思いました。

南極の昭和基地には、手術室やレントゲン室などがあるというのを知って、とても設備が整っていてびっくりしたし、すごいなと思いました。南極にたどりつくまでは、やっぱりとても時間がかかるんだなと思ったし、大変そうだなと思ったけれど、南極にたどりついた時の感動はすごいんだろうなと思いました。

会場の様子

昭和基地の様子