2025年6月4日
国立極地研究所は、2025年5月15日に静岡県立浜松西高等学校・同中等部で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14校での開催を予定しています。
開催日時:2025年5月15日(木)15:00~15:45
開催場所:静岡県立浜松西高等学校・同中等部(〒432-8038 静岡県浜松市中央区西伊場町3-1)
学校側参加者:全校生徒(約1,150⼈)
昭和基地側出演者:黒田 真央(一般研究観測担当)、他66次隊員数名
※実施後に届いた感想文から抜粋しています
今日は7時間目に南極教室があった。西高のOBの人が南極にいて仕事をしているなんて西高の誇りだなと感じた。南極と日本は離れているのに、そこにいる人と喋ることができるのは不思議に思えてとてもわくわくした。いつか南極に行ってみたい。
中継という形態で、写真などとは違う新鮮さのある貴重で面白い経験となりました。南極観測にぼんやりと興味を持っていましたが、今日の経験でいつか南極観測隊に同行したいという強い意志に変わりました!待ってろ南極!
とても興味深い内容でした。自分の好きなこと追求するために南極まで行っている人たちがとてもかっこよく思いました。私も将来自分の好きなことをとことん研究できる環境を探したいと思いました。
南極からの景色を見られて貴重な経験ができた。南極でやっていることが分かって、南極は未知の世界だと思っていたけど意外と身近にあるんだなと思った。