吉祥女子中学・高等学校で南極教室を開催しました

2025年6月4日

国立極地研究所は、2025年5月23日に吉祥女子中学・高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14校での開催を予定しています。

開催日時:2025年5月23日(木)15:00~15:45
開催場所:吉祥女子中学・高等学校(〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町4-12-20)
学校側参加者:中学1年生~高校3年生(約130人)
昭和基地側出演者:浅井 咲樹(一般研究観測担当)、他66次隊員数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

もともと生物に興味があって、立川の南極北極科学館に行ったこともあって、南極に関心を持っていたのですが、今回の南極教室で、さらに興味を持って、行きたい、という気持ちも強まりました!特に、魚の位置を特定するやり方などが、興味深かったです。これからも南極について色々と調べて見たいです!貴重なお話、ありがとうございました。

南極にいる人と同時通話するという非常に貴重な経験をできてよかった。普段見ることのできない極夜の映像や基地の内部の映像、そこで働く人々の様子を見られてよかった。憧れが広がるきっかけをくださりありがとうございました。

お忙しい中、このような機会を設けてくださりありがとうございました!どのお話も興味深くて、南極に行ってみたくなりました。生物系の研究に興味があるので、進路の参考にします!

本当に貴重な機会をありがとうございました。最初に実際に建物の外から繋いでくださった時、私には想像できないくらい遠い南極と同じ時間を共有しているんだと、とても感動しました。これからも頑張ってください!

会場の様子

昭和基地の様子