地磁気観測

課題番号:AMU0902
代表者:門倉 昭(国立極地研究所)

昭和基地において、地磁気絶対観測と地磁気変化観測を行い、地球内部磁場の長期変動、及び、オーロラ活動に伴う地磁気変動の長期モニタリング観測を行っています。
昭和基地は、南極域で磁場観測を継続的に行っている数少ない有人基地の1つで、特に、地磁気絶対観測を行っている観測点は少なく、その観測結果は、国際標準磁場モデル(IGRF)の導出にも使用されています。また、昭和基地は、南極域でオーロラ帯に位置する数少ない観測点の1つでもあり、地磁気3成分変化観測データは、オーロラ活動の南北比較をする上で貴重なデータとなっています。