オーストラリア気象局ブイの投入

課題番号:AAK0901
代表者:Joel Cabrié(豪州気象局)
実施期間(隊次):61次隊

オーストラリア気象局と国立極地研究所が1986年に締結した観測協力の協定にもとづいて、「しらせ」航路上で海面漂流ブイを投入しています。このブイ観測は国際南極漂流ブイ計画(International Programme for Antarctic Buoys:IPAB)の一環としても位置付けて、毎年豪州からの依頼を受けて実施しています。投入されたブイは海面を漂流しながら、その位置と海面気象データを人工衛星経由で取得しています。

ブイの投入位置は、豪州フリーマントルを出港後、南下・西航する途上で、計10台を「しらせ」観測甲板後部から投入しています。

「しらせ」の観測甲板後部からブイを投入する。