Argoフロートの投入

課題番号:AAK0902
代表者:細田 滋毅(海洋研究開発機構)
実施期間(隊次):61次隊

海洋研究開発機構と国立極地研究所が締結している観測協力の協定にもとづいて依頼されている観測で、南大洋の海洋観測データ蓄積に向けて、Argoフロート(以下、フロート)を「しらせ」航路上で数台を投入しています。これは国際ARGO計画の一環としても位置付けられているもので、投入されたフロートは、水深約2000mまでの沈降と浮上を繰り返しながら、水温・塩分の鉛直分布に関するデータが計測されます。フロートは一定時間毎(10日から2週間毎)に海面へ浮上し、フロートから送信されたデータは、人工衛星を経由して受信されています。

「しらせ」の観測甲板後部からフロートを投入する。