ArCS IIイベントシリーズ「ようこそ、北極へ!」を開催します
ArCS IIは、2024年度で最終年度を迎えます。北極の「今」やArCS IIの研究成果を社会に発信するために、代表機関である国立極地研究所の南極・北極科学館を中心に、年間を通してアウトリーチイベントを開催します。子どもから大人までが楽しめるように、研究者によるサイエンストーク、小学生向けワークショップや中高生向け実験教室、企画展示などの多彩な催しを実施します。
開催概要
- 会場:国立極地研究所 南極・北極科学館 、談話室サザンクロスほか
- 期間:2024年4月~2025年3月
- 参加費:無料
- 主催:国立極地研究所
イベントラインナップ
1)サイエンストーク
※国立極地研究所ウェブサイトからの事前申込制です
日時 | テーマ | タイトル(仮) | 講師 | 対象(推奨) |
---|---|---|---|---|
4/27(土) 14:00-16:30 ①14:00-15:00 ②15:30-16:30 |
北極全般 | ①「地球はどうなる?北極の研究から知る気候変動の最前線」 ②北極ボードゲーム『The Arctic』体験会 開催報告はこちらからご覧ください。 |
榎本 浩之(国立極地研究所) | 中学生以上 |
6/15(土) 14:00-16:00 |
海洋 | 「北極海にひろがるプラスチック汚染」 開催報告はこちらからご覧ください。 |
池上 隆仁(海洋研究開発機構) | 高校生以上 |
8/10(土) 14:00-15:30 |
先住民 | 「トナカイが魚を食べる!?:永久凍土がつくる環境と人のくらしと生きものたち」 | 大石 侑香(神戸大学) | 高校生以上 |
9/28(土) 12:30-13:00 ※国立極地研究所一般公開 の一部として実施 |
雪氷・先住民 | 「グリーンランドにくらす人々のくらしと毛皮との関わり」 ※事前申込不要 |
日下 稜(北海道大学) | 高校生以上 |
12月~1月のいずれかの土曜日 ※調整中 |
永久凍土 | 「永久凍土が融解すると人々のくらしはどうなる?」 | 飯島 慈裕(東京都立大学) | 高校生以上 |
2)小中高校生向けワークショップ・実験教室
※国立極地研究所ウェブサイトからの事前申込制です
日時 | テーマ | タイトル(仮) | 講師 | 対象 |
---|---|---|---|---|
5/11(土) 14:30-16:00 |
海氷予測 | こどもワークショップ「どうなる?これからの北極~海氷編~」 北極海の海氷の変化を調べ、2024年の最小海氷面積がどうなるかを予想し、国際研究機関に提出します。 開催報告はこちらからご覧ください。 |
木村 詞明(東京大学) | 小学4~6年生 |
7/26(金) 14:00-15:30 |
永久凍土 | 実験教室「シベリア永久凍土から明らかになる温暖化?」 氷や水を使った実験を通して、永久凍土の特徴や地球温暖化による影響を学びます。 開催報告はこちらからご覧ください。 |
矢吹 裕伯(国立極地研究所) | 中学生・高校生 |
8/2(金) 14:00-15:30 |
北極海 | 実験教室「北極海はどんな海だろうか?」 氷や塩水を使った実験を通して、北極海の特徴や温暖化による影響を学びます。 開催報告はこちらからご覧ください。 |
丹羽 淑博(国立極地研究所) | 中学生・高校生 |
3)企画展示(開催場所:南極・北極科学館)
日程 | テーマ | タイトル・内容 | 企画・制作 | 対象(推奨) |
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7/17(水)~8/31(土) | 先住民 | 「キョクホクの大河」(巡回企画展) 西シベリアのオビ川の自然・文化の特徴を日本と比較しながら紹介します。 |
渡辺 友美(東海大学)、大石 侑香(神戸大学) | どなたでも |
11/20(水)~1/18(土) | 永久凍土 | 「変わりゆく永久凍土の世界」(巡回企画展) 地球温暖化による永久凍土の変化、人間社会への影響を紹介します。 |
飯島 慈裕(東京都立大学)ほか | 中学生以上 |
イベント期間中適宜 | ニーオルスン基地 | 写真展「ニーオルスン基地ってどんなところ?」 ノルウェー・スバールバル諸島にある国立極地研究所の国際観測拠点を紹介します。 |
国立極地研究所 | 中学生以上 |
※各イベントの詳細、参加申し込み方法は、開催1~2か月前に国立極地研究所ウェブサイト で公開予定です。
※プログラムは都合により変更となる場合があります。
お問い合わせ先
国立極地研究所 北極観測センター
E-mail: