2021年10月27日
本日開催された第159回南極地域観測統合推進本部総会において、第63次南極地域観測行動計画が決定されました。また、夏隊員5名と同行者1名を追加決定し、牛尾隊長(兼夏隊長)、澤柿副隊長(兼越冬隊長)を始めとする既決定者を含めて、第63次南極地域観測隊は現時点で78 名(夏隊43名、越冬隊35名)となっています。
文部科学省からの発表はこちらからご覧ください。
往復ともに、フリーマントルにおいて給油できる見込みであることから寄港するが、復路の隊員下船は、隔離検疫期間を考慮し、日本とする。
※なお、今後、状況が好転しても、準備の都合等により変更は行わない。
事項 | 63次(案) | 当初計画 (コロナ考慮なし) |
62次実績 |
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観測隊の行動区分 | 本隊・先遣隊・別動隊で構成 (しらせ・DROMLAN・海鷹丸) |
本隊・先遣隊・別動隊で構成 (しらせ・DROMLAN・海鷹丸) |
本隊のみ |
DROMLANの利用 | 利用する(先遣隊) | 利用する(先遣隊) | 利用無し |
観測隊ヘリ | チャーターしない | チャーターする | チャーターなし |
「しらせ」の行動計画 | 【往路】 日本⇒豪・フリーマントル(燃料補給)⇒昭和基地 【復路】 昭和基地⇒フリーマントル(燃料補給)⇒日本 |
【往路】 日本⇒豪・フリーマントル(燃料補給・ 観測隊乗船)⇒昭和基地 【復路】 昭和基地⇒豪・シドニー(燃料補給・ 観測隊下船)⇒日本 |
日本⇒昭和基地⇒日本 (他国に寄港せず、日本-基地間を単純往復) |
行動日数(うち、昭和基地沖行動日数) |
141日(58日) | 151日(58日) | 95日(30日) |
隊員編成 | 74名(越冬隊31+夏隊43) *他に交代要員4名と同行者7名 |
79名(越冬隊33+夏隊46) *さらに、同行者13名を予定 |
44名(越冬隊31+夏隊13) *他に交代要員5名 |
当初計画を100%とした場合の活動割合 | 93% | 100% | 60% |
観測隊名簿はこちら(PDF)をご覧ください。